ヤドカリはつらいよ第9話(和歌山・熊野大社編)

世界遺産“紀伊山地の霊場と参詣道”

全ての道は“熊野本宮”の聖地につながる

苔むしした石畳の階段が永遠に続く熊野古道

一度は目にしたことがあるはずだ

紀伊半島の南に位置する熊野三山

アクセスは東京からだと空路南紀白浜空港が便利

空港からはリムジンバスで2時間ちょっと海沿いを進む

まずは観光のメイン、日本三大名瀑の那智の滝へ

駐車場からは石の階段を降りるのだがこれも一興

突如姿を見せる落差133mの滝は圧巻だ

上部には注連縄がしてあり、どうやってあそこに?

神々しい姿はここが天国かと思わせる

那智大社まで足を運んで遠目に観る姿も美しい

この日の宿は那智勝浦温泉へ

「ホテル浦島」の大洞窟風呂が有名ですね

専用船で行く島全体が宿の「中の島」もいい

那智勝浦はまぐろが有名なので夕食も楽しみ

翌日は熊野三山のひとつ、熊野速玉神社へ

ここから熊野川沿いを上流に向かうと熊野本宮大社に至る

熊野本宮大社は過去に熊野川の氾濫被害にあった歴史がある

大河原に見える大鳥居がその名残

高さ34mもある日本一の大鳥居だ

熊野本宮を参拝すると目に入るのがヤタガラス

導きの神が祭られている神社だ

サッカー好きなら誰もが知る

ゴールを導くという意味で日本サッカー協会がエンブレムにしている

本殿の裏から熊野古道が更に山奥へ続く

計画的にこの先を歩いてみてはいかがだろうか

いきつく先は天空の宗教都市、高野山がある

約70km3泊4日の旅になる

先人が残してくれた道を歩いて旅するのも感慨深い

世界遺産、熊野古道を歩くたびへ出かけよう