投稿者「miura@prime-concept.co.jp」のアーカイブ

YKK(地方を読み解く・・・企業研修・富山編)

ファスナーといえばYKK

社名は旧社名の吉田工業株式会社に由来する

富山県黒部市に生産拠点をもつ世界的な企業だ

北陸新幹線の富山駅からは車で1時間程度

黒部渓谷に向かうトロッコ列車の拠点、宇奈月温泉も近い

工場地帯にセンターパークというPR施設があり、ファスナーのしくみや歴史が分かる

改めて考えるとファスナーってすごい仕組み

元々日本にその技術はなかったので当初は大変な作業であった

創業者は隣町である魚津市出身の吉田忠雄氏

この方の功績や経営哲学にも触れることができる

氏の視点は広い

座右の銘が「他人の利益もはからなければ自らも栄えない」

社員のモチベーションを大事にする

「社員持株制にすることで 皆で頑張れば、皆で良いことがある」

個人を尊重する

「事業はスピードだ。 会議で決めるのもいい、しかし会議など待っていることなく ドンドン進めないと遅くなることもある。 そのためには、個人に裁量を与えておくということが大事だ。 YKKでは、役員会で多数決で決めるようことはしない」

リーダーの人格、人間性が現れていますね

共に栄えるということ

黒部の山岳観光ときときと富山湾の海の恵みの合間に

研修地としてセンターパークは是非おすすめです

ヤドカリはつらいよ第11話(東京・伊豆大島編)

東京は浜松町・竹芝桟橋からジェット船で2時間

活火山三原山を有する椿の島だ

伊豆や房総半島より見ることのできる伊豆大島は

気軽に島旅を楽しめるおすすめスポットです

見所一番は三原山

展望所までは車でアクセスできる

広大なパノラマの大自然にしばし呆然・・・

山頂までは舗装された道を歩けるように整備されている

活火山でありますので島内には一時的な避難場所もある

伊豆大島は300万本の椿が自生する椿の島でもある

東京都が運営する世界最大級の椿園はなんと無料

早春の椿の時期はとても賑わいます

くさやも有名ですが椿オイルがとても素晴らしい

敏感肌の方はお土産にどうぞ

時間に余裕があればフェリーで伊豆七島を巡ってみてもいいですね

ヤドカリはつらいよ第10話(新潟・佐渡島編)

日本海最大の島へのアクセスは船

高速船で1時間程度の距離だ

本土新潟側の港へのアクセスを考えると荷物も大変

車を利用したフェリーで計画されることをおすすめします

佐渡島を北上すると巨岩の絶景に出会える

二ッ亀は海の透明度も高く、夏は海水浴場と化する

その先の大野亀はカンゾウの時期は必見です

観光施設といえば史跡佐渡金山

江戸時代から400年余りの歴史を刻んだ日本最大の金山です

島の南に位置するのが小木港

たらい舟体験ができる観光スポットだ

船大工の集落を歩いて素朴な手打ちそばで腹ごしらえ

佐渡には銘酒「北雪酒造」がある

佐渡産の適合米からこだわった旨みの強い日本酒だ

イカの天日干し風景

日本酒との相性はピカイチ

佐渡は日蓮上人流罪の地

ゆかりの寺院郡は整備されており、見ごたえもあります

歴史伝説館へ行くとわかりやすく理解できる

佐渡は夏休みの家族旅行でもお勧め

いつもとは違った海水浴やキャンプはいかがでしょうか?

ヤドカリはつらいよ第9話(和歌山・熊野大社編)

世界遺産“紀伊山地の霊場と参詣道”

全ての道は“熊野本宮”の聖地につながる

苔むしした石畳の階段が永遠に続く熊野古道

一度は目にしたことがあるはずだ

紀伊半島の南に位置する熊野三山

アクセスは東京からだと空路南紀白浜空港が便利

空港からはリムジンバスで2時間ちょっと海沿いを進む

まずは観光のメイン、日本三大名瀑の那智の滝へ

駐車場からは石の階段を降りるのだがこれも一興

突如姿を見せる落差133mの滝は圧巻だ

上部には注連縄がしてあり、どうやってあそこに?

神々しい姿はここが天国かと思わせる

那智大社まで足を運んで遠目に観る姿も美しい

この日の宿は那智勝浦温泉へ

「ホテル浦島」の大洞窟風呂が有名ですね

専用船で行く島全体が宿の「中の島」もいい

那智勝浦はまぐろが有名なので夕食も楽しみ

翌日は熊野三山のひとつ、熊野速玉神社へ

ここから熊野川沿いを上流に向かうと熊野本宮大社に至る

熊野本宮大社は過去に熊野川の氾濫被害にあった歴史がある

大河原に見える大鳥居がその名残

高さ34mもある日本一の大鳥居だ

熊野本宮を参拝すると目に入るのがヤタガラス

導きの神が祭られている神社だ

サッカー好きなら誰もが知る

ゴールを導くという意味で日本サッカー協会がエンブレムにしている

本殿の裏から熊野古道が更に山奥へ続く

計画的にこの先を歩いてみてはいかがだろうか

いきつく先は天空の宗教都市、高野山がある

約70km3泊4日の旅になる

先人が残してくれた道を歩いて旅するのも感慨深い

世界遺産、熊野古道を歩くたびへ出かけよう

ヤドカリはつらいよ第8話(島根・出雲大社編)

神々の故郷「出雲」

10月は神無月というがそれは日本各地八百万もの神々が出雲に集結するから不在になる

出雲の10月は神在月

実際に神在祭という神事が毎年秋に行われ続けている

その中心施設が出雲大社

平成の大遷宮を終え、60年ぶりに新しくなった国宝の本殿

長さ13m、日本一の注連縄が有名

縁結びで最も有名な神社ですね

出雲は島根でも鳥取側に位置しますので旅のスタートは米子空港のある境港から

ゲゲゲの鬼太郎で有名な水木しげるさんのふるさとです

街には水木しげるロードといって妖怪にたくさん出会えるストリートがあります

ここから1時間程度車で山間部へ移動するとミシュランに選定された美術館がある

庭園日本一の足立美術館だ

松江に向かう前に余裕があれば一度は訪れたい

日本一の庭園は本当に見事です

松江は宍道湖畔の城下町

国宝の天守閣に宍道湖の夕日、しじみ料理

温泉旅館やナイトスポットも豊富なので出雲観光の拠点によい

出雲大社とセットで訪れたいのが日御碕神社

日本の昼を守るのが伊勢神宮なら夜を守るのがこの日御碕神社

朱塗りの美しい本殿はここが竜宮城かと思わせる

島根半島の西端、大海原の先は異国の地

海産物の匂いも漂い、近くでうまいものにありつけるかも

ヤドカリはつらいよ第7話(山口・長門湯本温泉編)

明治維新ゆかりの地山口

ここのところ日本海側にインスタ映えするスポットがある事で注目をあびている

東京からは行く機会の少ない地域だがはたして・・・

山口の市内中心部には湯田温泉がある

女将のショーで有名なエンタメ旅館「常盤」がある都市型温泉地だ

ここではまず国宝の瑠璃光寺に訪れたい

日本3名塔といわれるだけあり、とにかく美しい

奈良の法隆寺、京都の醍醐寺ほど大規模では無いので歩いても苦にならない

周りの景色とのコントラストが素晴らしいので色々な角度から眺めてください

続いては車で40分ほど、秋吉台・秋芳洞へ

ご覧のカルスト台地の地下に秋芳洞がある

石灰石の数々は元々海であったことを意味する

3億5千万年の歴史がある雄大な景色は時を忘れさせる

その後話題のスポットを求めて日本海へ

まず代表的なのが元乃隅神社 

新たに駐車場を設置したりと人気急上昇

ここの面白いところはお賽銭の入れ方

鳥居の上に設置されており、うまく投げ入れないと入らない

盛り上がること間違いなし

是非挑戦してほしい

次は絶景を求めて角島大橋へ

橋は無料で対岸に渡れますが本土側に展望施設がありロケーションがいい

天候次第ではとてつもなく綺麗な色に見えるようだ

ここでのお泊りは名旅館のある長門湯本温泉へ

安倍首相がプーチン大統領をもてなした「大谷山荘」だ

細部にわたり大人の気遣いを感じる大好きな旅館のひとつです

関門海峡名物ふくと純米大吟醸「だっさい」も勿論ありつけます

サービス業従事の方にはお手本となる要素がたくさん潜んでいる気がします

翌朝は歴史ある大寧寺を散策してみてください

境内はコケが美しく、桜、新緑、紅葉の時期も見事です

しめくくりは萩津和野の城下町で総仕上げ

ゆっくり歴史を紐解く時間もいいですね

ヤドカリはつらいよ第6話(大分・別府温泉編)

日本人なら誰しも温泉にゆったり浸かりたいと思う瞬間がある

温泉大国日本に圧倒的な湯量でその頂点に君臨するのが別府温泉

源泉数は世界一、地獄めぐりという観光コースにもなっている

大分県の海沿いに位置するのだが旅の物語のスタートはどのようにしましょうか

九州はリゾートトレインが豊富

福岡を基点としての列車のたびを企画しよう

はじめに乗車するのは「ゆふいんの森」

博多~別府間を走行する特別列車だ

JR九州のリゾートトレインはおもてなしがいい

客室アテンダントが添乗して記念撮影などのサービスがある

地元民とのふれあいが旅をより一層楽しいものにする 

景勝地では速度をゆるめ、案内もある

急ぐ旅ではない

途中の観光温泉地、ゆふいんで下車しよう

湯の坪街道で食べ歩きだ

別府までの移動は気分を変えてバス移動でもいい

温泉リゾート別府を体感できます

夜は温泉街へ

ここにきたらグルメは関さばですね

日本酒が合います

翌日は阿蘇山経由で馬刺しを求めて熊本を目指しましょう

旅はまだまだ続きそうです




ヤドカリはつらいよ第5話(長崎・壱岐対馬編)

九州からだと近く感じる隣国韓国

その朝鮮半島との間に位置する離島が壱岐対馬だ

アクセスは博多~ジェットフォイルで約1時間

カーフェリーも就航しているので車を利用するといい

神々の島といわれ、歴史ある古い神社が点在している

パワースポットめぐりと対馬海流の海の幸

幻の「赤ウニ」を求めて旅に出よう

日本三大焼酎のひとつ「壱岐焼酎」をテーマにしてもよい

芋の鹿児島、米の熊本、麦の壱岐

あなたは何派でしょうか?

ヤドカリはつらいよ第4話(長崎・五島列島編)

海上保安庁によると日本の島の数は7千近くあるそうだ

中でも長崎は971と圧倒的に多く点在する 

五島列島には2018年世界遺産登録されたキリシタン関連施設がある

中心になる福江島までは長崎又は博多から飛行機で30分ほど

長崎港から船も出ています

意外なのは白浜のビーチが驚くほど綺麗だということ

西洋式の教会がインスタ映えします

一度だけイベント目的で行った事がある

青森で有名な「ねぶた」がこの地で見れるという福江みなとまつりだ

なかなかの迫力で見ごたえもあった

福江~本土に渡る飛行機がオリエンタルエアブリッジ

ANAとコードシェアを結んでいるローカル路線

機材はカナダのプロペラ機ボンバルディア

観光バスに翼がついたような座席数なので搭乗も歩いて直接向かう

プライベートジェットに乗るかのごとく気分も高揚します

風のないおだやかな時期に是非一度訪れてほしい場所です

ヤドカリはつらいよ第3話(鹿児島・奄美大島編)

奄美大島ってどこにある?

鹿児島と沖縄の真ん中あたり

それぞれ飛行機で1時間程度

東京からも直行便がありLCCもピーチが就航している

島内一周するのにはレンタカーが必須です

東洋のガラパゴスとも言われ自然が豊富で本格的なマングローブ原生林を探検できます

高価な大島紬が有名で作業工程の見学ができます

以前、島の中心名瀬ではハブとマングースショーを見ることができました

現在は動物愛護の関係でビデオのみですがハブの生態を知ることができます

ここでハブ酒の販売もあるのでお土産にいかがでしょうか?

釣り目的でも人気があるようです

泳ぐのが苦手なお子様連れでも安心ですね

奄美の地酒は黒糖焼酎

泡盛とは違いクセがないので飲みやすい

郷土料理の鶏飯とよく合う

夜は星が綺麗で南十字星が見られる日も

観光地化されないのんびりとした雰囲気をお望みの方にぴったり